防災の日が9月1日となった経緯は2つあることをご存知でしょうか?
一つは皆さんご存知の通り、「関東大震災」です。
「関東大震災」は1923年(大正12年)9月1日 11時58分44秒に起きたマグニチュード7.9、最大震度7の規模で、南関東一円を中心に、死者・不明者14万人以上、家屋80万戸以上の被害を出した大地震です。 東京・横浜などの大都市を直撃し、昼時であったために火災が随所で発生、 死者の大半は焼死者でした。 また死者・不明者数は阪神・淡路大震災(1995年1月17日発生)の死者・不明者が6,435人であったことを考えれば、その数字が尋常でないことは明らかだと思います。
そしてもう1つの経緯は、年にもよりますがこの日、9月1日が「二百十日(にひゃくとおか)」に当たることが多いからです。
「二百十日」は簡単に言いますと、一般に知られる秋分や夏至などの暦とは別に、季節の移り変わりを適確につかむために設けられた特別な暦の一つで、立春から数えて210日目、台風が襲来しやすい厄日とされています。
1959年9月26日、和歌山県潮岬付近に上陸した伊勢湾台風は、死者・行方不明者約5,000人以上、負傷者約3万8,900人、家屋の損壊83万戸以上と戦後最大の被害を出しました。その翌年の1960年に伊勢湾台風の反省から“災害への備えを怠らないように”、そして“関東大震災の教訓を忘れないように”、との戒めを込めて制定されたのが「防災の日」なのです。
皆さんはこの「防災の日」に向けて、どんな備えをしていますか?
(2006年8月9日/rescuenow@nifty 監修:レスキューナウ)
実際よく知られているのは防災の日ですが、実はそれだけではありません。
ではどんな記念日が、どのようないわれから制定されたのでしょうか?
防災の日についで有名なのがこの記念日です。日にちは1月17日ですが、この日付を聞いて、ピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか? そう、この日、1月17日はまだ記憶にも新しい「阪神・淡路大震災」の日なのです。
平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は6千人以上が亡くなった大災害でした。関東大震災の経験から住宅の耐震性・耐火性が高くなっていたことと 人が動き出す前の早朝に発生したこともあり、その被害は関東大震災よりも少なかったのですが、それでも決して軽かったとは言えない大災害だったと 思います。
この阪神・淡路大震災当時、延べ130万人以上のボランティアや地域の方が自発的に防災活動に取り組み、ボランティアの重要性がされました。 後にこの日が「防災とボランティアの日」となりました。そしてこの前後の1月15日から21日までを「防災とボランティア週間」として、毎年、全国各地で一斉にイベントなどの 啓発活動が行われています。
防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱したこの記念日は、関東大震災の起きた9月1日のほか、3月1日・6月1日・12月1日の年4回がこの記念日に当たります。
季節の変わり目となるこの時期、身の回りの防災用品の点検を行って非常時に備えようという目的で提唱された日です。防災グッズを買ったらそのまま、 という方が多いのではないでしょうか?
この日にあわせて防災用品のキャンペーンが行われることもあるようですので、この頃を目安に備えておくとよいもの、足りないものはないかチェックしてみてはいかがですか?
(2006年8月11日/rescuenow@nifty 監修:レスキューナウ)
地震の揺れをあまり感じないにもかかわらず、津波を引き起こす地震があることをご存知でしょうか? これは、「津波地震」と呼ばれ、海底の断層がゆっくりと大きく動いたために起こると考えられています。
過去の地震で代表的なものに、1896年(明治29年)に起きた三陸沖地震があります。沿岸での震度は2または3程度でしたが、岩手県綾里では38mもの大きな津波が襲い、死者は合計2万人を超す甚大な被害をもたらしました。 地震が日本から遠く離れた場所で起こった場合でも、注意が必要です。「遠地津波」と呼ばれるもので、1960年(昭和35年)のチリ地震では、津波が1万7000kmもの距離をわずか22時間半で走り、日本沿岸に達しました。 日本での被害はありませんでしたが、最近では2004年12月26日午前10時頃(日本時間)、インドネシア・スマトラ島のアチェ州海岸沖でマグニチュード9.0の スマトラ沖地震 が発生し、津波による被害としては史上最悪となりました。
津波のおそれがある場合に、地震が発生してから約3分を目標に気象庁から発表されるのが「津波予報」です。 津波予報には「津波警報」と「津波注意報」の2種類があり、予想される津波の高さによって以下のように分けられます。
これらの予報の後、津波の到達予想時刻、予測される津波の高さなどの情報が逐次発表されていきます。 地震が起きた場合はこのような予報にも注意し、海岸で地震にあったときにはまず高台に避難するようにしましょう。
(2006年9月4日/rescuenow@nifty 監修:レスキューナウ)