2004年は台風の上陸が10(年平均は2回)と台風被害の多い年でした。死亡した方の原因は台風接近中に屋根に登り、修理・補強をしたためという事例が多く報告されています。屋根の修理・補強は、台風が接近する前に行いましょう(台風シーズンに入る前に対策を行うのが適切と言えます)。また、河川は増水の恐れがありますので、絶対に近付かないようにしましょう。自治体などの避難に関する情報を待ってから避難するのではなく、自主的に避難をすることも有効と言えます。
台風23号 2004年10月20日発生
2004年10月、その年の10個目となる台風が日本に上陸した。10月13日にマリアナ諸島の西の海上で発生した台風第23号は、次第に勢力を強め、18日9時には「超大型で強い」台風に発達。19日には沖縄本島に接近、沖縄本島や鹿児島県の奄美諸島に沿うように北上し、種子島の東海上を通って、20日13時頃、高知県土佐清水市付近に上陸した。
近畿地方を直撃したこの台風は全国で約90人の死者を出した。とくに兵庫県では、死者26人、家屋などの全半壊、広範囲におよぶ市街地からの浸水、河川・道路、農地などの損壊や農作物の被害など、県内各地に深刻な被害をもたらした。この台風に加え、北側にあった停滞前線の活動で東北以南の各地に豪雨、強風、高波などの被害が出た。被害は九州から中部地方まで広範囲に及んだが、とくに近畿・中国・四国地方の被害が目立った。
豪雨災害による死者不明者の数では、「昭和58年7月豪雨」の118人に次ぐ規模となった。
参考サイト:
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2004年10月22日、兵庫・但馬地域(田口幹也氏撮影)
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2004年10月22日、台風から一夜明けた日高町の円山川沿いの墓地(田口清郎氏撮影)
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