NPO法人国際ボランティア学生協会で新潟県中越地震やスマトラ沖地震・津波などの災害現場でボランティア活動を経験。現在、レスキューナウ危機管理情報センター勤務
地震発生 避難してからの注意(2) プリントアウトしてお使いください
2008年6月14日、「岩手・宮城内陸地震」が発生し、多くの方々が避難生活を強いられています。今回は避難生活における注意点について確認しましょう。
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チェック項目1
避難所では共同作業
避難所では障がい者、高齢者、乳幼児など要援護者と呼ばれ人たちへの気配りが必要です。避難所は集団生活の場で、救援物資の配布や共有部分の清掃など多くの人手が必要となります。そこに避難している被災者の力で、できることは役割分担して交代で行いましょう。避難所での共同作業は復興への第一歩になります。
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チェック項目2
子どもの心のケアに注意
阪神・淡路大震災では被災者の心のケアが課題となりました。ストレスで悩む人が増加し、16ヵ所設立されたケアセンターには、1995年6月から1997年3月までに約2000件の相談がありました。被災後は多くの人が知らない間にストレスや不安を感じます。平静を取り戻すには家族や友人とのつながりが欠かせません。敏感な子どもには注意が必要です。
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チェック項目3
適度の休憩をとる
避難生活は疲れがとれにくく、平時以上に疲労します。復旧作業は適度な水分補給や休憩をとりながら行いましょう。全てを一人でやろうとすると途方に暮れてしまいます。家族や近所同士で協力して、ボランティアなどの力を借りることも含めて、よく相談しながら作業していきましょう。
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チェック項目4
ボランティアの力を借りる
平時ほどの行政サービスが行き届かない大規模な災害では、ボランティアの活動が大きな助けになります。初めて出会う人に何かを頼むことをためらうかも知れませんが、遠慮せずに一度ボランティアセンターに相談してみましょう。要望にすべて応えられるとは限りませんが、快く相談に応じてくれるでしょう。
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チェック項目5
火事場泥棒に注意
家主が避難所に避難している間に、親戚やボランティアなどを装い、倒壊家屋に立ち入り、家財道具などを物色する火事場泥棒がいます。自治会や自警団を組織するなどして地域の見回りを強化しましょう。万が一不審者を見つけた場合は警察に通報しましょう。
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チェック項目6
震災ゴミの便乗業者に注意
震災時には使えなくなった家具など多くの「震災ゴミ」が出ました。過去にはこれに便乗して不法投棄する業者の例が報告されています。地域の見回り強化をしましょう。
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チェック項目7
地震保険金の受け取りを準備する
被災した建物や家財に関して地震保険を契約している場合は、各損害保険会社が被害の程度を調査して、それぞれの被害程度に応じた保険金が支払われます。復旧作業を始める前に契約内容をよく確認して相談窓口などに問い合わせましょう。保険料の支払いに向けて、壊れた家や家財の写真を撮っておくことも有効です。
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チェック項目8
り災証明書を取得する
災害に見舞われ、保険金の請求や税の減免などを申請する場合、全壊、半壊などを認定する「り災証明書」が必要となります。役所の担当者が家屋の被害程度を一軒ずつ調査するため、発行には多少の時間を要します。申請方法は自分の住む市町村へ問い合わせてみましょう。
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チェック項目9
支払い期限の延長を調べる
被災地では学校の授業料や電話料金などの支払期限が延長されることがあるため、窓口に問い合わせてみましょう。また金融機関では通帳などがなくても預金者の本人確認を行ったうえで、預金の払い戻しに応じる場合がありますので確認してみましょう。
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チェック項目10
風評被害に注意
正確な情報が届かないことで旅行や特産物購入をキャンセルするなどの風評被害が発生することがあります。「無事である」ということ、「被害がない」ということも重要な情報なため、積極的に情報を発信しましょう。被災地へ旅行を予定していた人は現地の情報を確認のうえ、予定通り訪れることも検討してみてはいかがでしょうか。特産物を取り寄せることなども含め大事な復興支援となります。

[監修] 大川義弘
(c)レスキューナウ
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